まんぷくは、2018年下半期に放送された、朝の連続テレビ小説です。
インスタントラーメンの生みの親である安藤百福とその妻、仁子(まさこ)をモデルにした物語です。
ヒロインの安藤サクラさんは、連続テレビ小説初のママさんヒロインとして話題になりました。
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まんぷくのキャスト一覧表は?
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今井福子→立花福子(安藤サクラ)
本作の主人公。愛称は福ちゃん。
小学生のころに父親を亡くし貧しいながらも母と姉達と助けあって暮らしてきました。
楽天家でどんな時でも明るさを忘れない女性。
夫の萬平さんの才能を信じており、彼の夢のために支え続けます。
姉の咲の結婚の出し物をきっかけに萬平さんと出会い結婚します。
結婚後は夫とともに泉大津移り塩業の会社を興します。
商売が軌道に乗ったころ長男の源を出産。
この時福子が栄養失調になったことをきっかけに萬平は栄養補助食品のダネイホンの開発に繋がります。
のちに長女幸を出産して2児の母親となります。
常に萬平の気持ちに寄り添い、時に叱咤激励し、萬平の即席ラーメンの開発にあたっても彼を信じ見守りました。
立花萬平(長谷川博己)
福子の夫。発明家。
たちばな工房社長→理創工作社社長→たちばな塩業社長→たちばな栄養食品社長→池田信用組合理事長→無職→まんぷく食品株式会社社長兼日本即席ラーメン工業協会初代会長。
実直で偏屈な部分もあるが、粘り強く理想を諦めない性格です。
幼いころに両親を亡くして以来各地を転々としていました。
咲の結婚式の出し物をきっかけに福子と出会い結婚します。
発明家としては一流であるが、品質のために採算度外視をしたり、人の機微に疎い部分があるなど経営者としては向いていない部分があります。
しかし福子を始めとした理解者に恵まれ、紆余曲折ありながらも事業を成功に導いていきます。
日清食品創設者の安藤百福がモデルです。
小野塚咲:(内田有紀)
福子の10歳年上の長姉。
宝飾店の店員として働き、今井家のみんなの生活を支えます。
穏やかで上品な女性。
真一と結婚し幸せに暮らしていたが肺結核にかかり若くして亡くなっていましますが、福子や鈴の夢枕に度々たちます。
香田克子(松下奈緒)
福子の8歳年上の次姉。
4人の子供を持つ専業主婦です。
はっきりと物を言う性格であるが面倒見がよいため、鈴や福子の間を取り持つことも多いです。
夫の忠彦の芸術の仕事を理解しているが、絵のモデルの女性が出入りするようになると浮気の心配でやきもきしていました。
香田忠彦(要潤)
克子の夫。
画家であるが当初は鳥の絵しか描かず売れない日々が続いていました。
そのため実家に援助をしてもらっていました。
福子たちの結婚式の前に召集され戦争に行ってしまいます。
戦場で目を負傷してしまい、色彩感覚が変わってしまう障害を負います。
復員後、絵をあきらめず制作活動に励んだところ、それまでの画風とは違うが美しい色彩が評価され売れっ子画家になります。
親ばかな面があり、娘のタカを浮世離れした美人と称して立花塩業を手伝うため男所帯に通うことになることを大反対したこともありました。
小野塚真一(大谷亮平)
咲の夫。
咲亡き後も福子たちとは交流があり、勤めていた証券会社倒産後は立花塩業に入り経理・営業として福子夫婦を支えます。
立花塩業が解散してしまったのちも萬平の右腕として信用金庫組合とまんぷく食品で働きます。
咲をとても大切に思っており彼女の死後も長らく独り身でいたが、好美と再婚します。
神部茂(瀬戸康史)
朝鮮から復員するも自分の母は死去し、実家もなくなってしまいやけになり香田家に泥棒に入ったことで福子たちと出会います。
人懐こい性格で福子や香田家の人々とすぐに打ち解け、大阪帝大卒のため香田家の家庭教師となりました。
萬平を慕い、泉大津での塩業立ち上げに尽力します。
立花塩業ではリーダーとして職人を纏め、解散後は北浜食品で働き幹部となるが、まんぷく食品設立の話がでるといち早く従業員として働きます。
泉大津時代にタカに惚れ結婚。
一児の父となりますが、タカと義母の克子には頭が上がりません。
香田タカ→神部タカ(岸井ゆきの)
克子と忠彦の長女で福子の姪。
明るい性格で、立花塩業の賄いで忙しい福子、鈴を助けるために週末になると泉大津へと通います。
従業員の間ではアイドル的な存在で、のちに神部と両想いになり結婚を意識するようになりますが、父と神部
の勧めで大阪帝大に進学します。
卒業後は神部と結婚して一児の母となる。
保科恵(橋本マナミ)
福子のホテル従業員時代の先輩。
優しくて美人だが恋愛経験がないことを恥じていましたが、のちに野呂と牧との三角関係になりますが、牧と結婚しました。
牧善之助(浜野謙太)
咲のかかりつけの歯医者。
彼女に好意を持って何度も愛馬に乗ってプロポーズにきていたが失恋してしまいます。
咲が肺結核に侵されると漢方薬を差し入れしたりします。
のちに保科恵に出会い一目ぼれ。
野呂との三角関係を経て、彼女と結婚します。
岡幸助(中尾明慶)
立花塩業塩業で働く、短気で喧嘩っ早いが情に厚い性格。
白薔薇で吉乃と出会い一目惚れします。
森本と共にアプローチし、のちに吉乃と結婚します。
まんぷく食品にヘッドハンティングされ再び萬平達と働く。
香田吉乃→岡吉乃(深川麻衣)
克子と忠彦の次女で福子の姪。おっとりした性格。
岡と森本から求婚されていたが、岡と結婚する。
鹿野敏子→桑原敏子(松井玲奈)
福子の女学校時代からの親友。終戦後に結婚。度々福子
と再会しお互いを励ましあう。のちにまんぷく食品の従業員として働く。
池上ハナ→水島ハナ(呉城久美)
福子の女学校時代からの親友。
戦時中に結婚して泉大津の地主の家に嫁ぐ。
立花塩業の資金繰りのため夫に頼み度々福子に金を貸すが、経営者の妻としてもっとしっかりしなければいけないと福子にアドバイスする。
世良勝男(桐谷健太)
世良商事を営む。お調子者で世渡り上手だが憎めない人物。
萬平の親友を自称するが、塩取引の際には一部を闇市場に横流しをするなど抜け目ない。
萬平の才能を認めており、立花家を気にかけている。
東太一(菅田将暉)
萬平、福子を助ける弁護士。
事務所を開業して2年目であり経験は浅いが、冷静で現実的な判断ができる優秀な弁護士。
自身の妻が産後ダネイホンに助けられた経験があり、だれも引き受けなかった萬平の弁護を快諾した。
加地谷圭介(片岡愛之助)
萬平の共同経営者として理創工作社の営業を担当します。
萬平の才能に嫉妬し、彼との間に軋轢が生じると自身が行った軍事品の横流しの罪を萬平に着せ憲兵に逮捕させてしまいます。
萬平の釈放後、北海道へ逃亡。
終戦後に大阪に戻り、萬平と再会し、萬平に謝罪します。
彼からの許しをえると心を入れかえてチンドン屋として働く。
川上アキラ(加藤雅也)
パーラー白薔薇の店主。
川上しのぶ(牧瀬里穂)
パーラー白薔薇の店主の妻。
三田村亮蔵(橋爪功)
大阪経済界の重鎮。
萬平が軍事物資横流し疑惑で投獄された際、福子に頼まれ、神宮に掛け合い釈放させる。
立花塩業を立ち上げの際には三万円出資した。大局的な視点で物事を見る人物。
今井鈴(松坂慶子)
福子の母。見栄っ張りでわがままな性格だが、娘たちのことを大切に思っています。
夫は経営者だったが投機的な性格で家族に迷惑をかけた上に、福子が小学校卒業を前に死去してしまったため苦労しました。
そのため安定した職業の男性との結婚を娘たちには望んでいました。
萬平、福子夫婦のアイディアには必ず反対しながらも、立花塩業では経理や賄いなどを担当。
まんぷく食品の立ち上げで忙しい福子が倒れると立花家に移り住み家事を引き受けるなどして立花家を支えます。
源義経の子孫を名乗り「私は武士の娘です」が口癖。
だがその証拠はなく、皆からは口からの出まかせだと思われている。
ダネイホンのモデルは?
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終戦後の厳しい食力事情で栄養失調が社会問題となっていました。
そのことから牛や豚の骨から抽出したエキスをもとにしたペースト状の食品を作り出しました。
まんぷくのあらすじは?最終回はどうなる?
福子と萬平が結婚し、塩業やダネイホン作りなどを経て即席ラーメンの開発に取り組みます。
初めての試み。手本となるものが無い中、手探りでラーメンの開発に挑戦する萬平さん。
もちろん失敗続きですが、福ちゃんの励ましもあり何とか開発に成功。
まんぷくラーメンと名付け売り出します。
即席ラーメンという新しい食べ物がうけて大ヒット。
その後まんぷくラーメンを超える商品づくりをするため、二人の息子の源が新商品づくりに取り組み、カップ入りの即席麺、まんぷくヌードルを生み出します。
最終回ではまんぷくヌードル売り出しのため歩行者天国でキャンペーンを行います。
結果大成功。
萬平さんと福ちゃんはみんなに感謝の気持ちを伝えます。
季節は変わり二人は海外旅行に出かけます。
新しい商品づくりの参考に仕事を休み、世界中の麺料理を食べているのです。
初めて食べる味にわくわくしながら二人はおいしいと笑いあいで終了します。
まんぷくのキャストの一覧表は?ダネイホンのモデルは?まとめ
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萬平さんが逮捕されたり、家を担保に取られて一文無しになったりとさんざんな目にあいます。
福ちゃんと萬平さんは何度も翻弄されますが、落ち込みながらも立ち上がります。
福ちゃんはどんな時も「大丈夫。あなたならできる」と萬平さんを励まします。
萬平さんは不屈の人に見えますが、きっと福ちゃんの支えが無かったら理想を貫き通せなかったことでしょう。
どんな人でも、自分を信じてくれる人がいれば前に進んでいける。
そんなことをまんぷくは教えてくれました。